2019年度 2級建築施工管理技術検定

総評

出題形式は、昨年と同様でした。
難易度については、学科試験は6月試験よりやや易しい。実地試験は例年と同程度と思われます。

学科試験

建築学
建築学の難易度は、6月試験と同程度と思われます。
特徴的だったのは、「音」に関する問題がNo.3、「建具の試験項目と測定項目」に関する問題がNo.12で、難易度の高い初出題がされました。他は、過去問題で比較的解答しやすい問題も出題されていました。

施工「躯体工事」「仕上工事」
「仕上工事」はNo.28「床コンクリート」、No.32「モルタル塗り仕上げ」に関する初出題の問題がありました。
施工全体では、一部の問題で初出題の肢があり、難しい問題もありましたが、基本的な問題と解答肢が過去問題の出題もあり、難易度は、6月試験と同程度の難易度と思われます。

法規
法規は、No.48「労働安全衛生法」、No.49「産業廃棄物」は、難易度の高い初出題がされました。

実地試験

昨年より問題5は、受験種別により別問題になりました。

【問題1】経験記述
施工経験記述1.「出題管理項目」は『施工計画』でした。過去10年で、(平成22年、平成25年、平成28年)されていますので事前に想定していた受験者は、しっかり記述できたと思われます。
2.に、「産業廃棄物」に関する出題があり、産業廃棄物を減らすため、①有効な方法や手段と、②その方法や手段を記述する問題でした。近年では、1.が施工計画では、2.も施工計画または、事前準備に関する出題でしたが、1.と2.で異なる出題でした。

【問題2~問題5】記述式問題
過去に出題された問題もあり、ある程度記述することができたと思われます。その他も初出題がいくつかあり、多少戸惑ったと思われますが、事前にある程度の記述学習をおこなった受験者はある程度解答を書くことができたと思われます。


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