2022年度 1級土木施工管理技士一次検定 合格発表

- ※受験合格率とは、一次コース(通学)からの全受験者1,255名中、合格者988名、出席率・宿題提出等の条件なしの全受験者の合格率です。
- ※上記合格率には通信講座・WEB講座及び模擬試験のみの受験生は一切含まれておりません。
- ※2022年8月18日16:00時点での速報値です。
試験結果
試験制度の変更から2年目となる今年度の1級土木一次検定試験の全国合格率は、対前年6.0ポイント減の54.6%。過去10年間では平成27年度とならび最も低い合格率となりました。ただし、過去20年間の平均としては54.5%ですので、難易度的には例年並みであったと考えられます。
受験者数は対前年946人増の38,672人(平成23年度以来の38,000人超え)、合格者数は対前年1,754人減の21,097人でした。
合格基準は全体得点で65問のうち39問以上、かつ施工管理法(応用能力)得点で15問のうち9問以上というように、事前公表の合格基準通りの結果となりました。
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格基準 | |
---|---|---|---|---|
2022年度 | 38,672人 | 21,097人 | 54.6% | 【全体】39問以上/65問 かつ 【施工管理法(応用能力)】9問以上/15問 |
2021年度 | 37,726人 | 22,851人 | 60.6% | |
較差 | 946 | ▲1,754 | ▲6.0 |
一次検定の詳細については、下記をご確認ください。
今回の一次検定試験に合格された方は、「技士補」の称号が付与されます。これにより、1級一次検定に合格した技士補のうち、主任技術者の資格を有する方は、監理技術者補佐として早期に責任のある立場で現場の施工管理に携わることができます。
合格者の属性をみると、1級一次検定合格者のうち、2級土木施工管理技術検定合格者の割合が対前年2ポイント減の56.9%でしたが、前年に引き続き合格者の半数以上の比率となっており、受験資格の緩和効果(2級二次検定合格者が実務経験を得ずに1級一次検定を受検できること)が出た結果だと思われます。また、女性技術者の合格比率が1.5ポイント増の8.2%と平成15年以降で最大となっており、土木施工管理における女性の進出・活躍が着実に進んでいるようです。
二次検定試験は10月2日(日)に実施されます。過去5年の平均合格率が35.5%と約3人に1人しか合格できない難関試験となります。今回の一次検定試験の合格発表から二次検定試験までは、約1ヵ月半と受験準備期間が短くなっていますので、すぐに受験準備に取りかかるようにしてください。
本年度 二次コースのご案内
コース名 | 概要 |
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初学者・学習経験者対象通学講座二次コース | 約1か月の短期間に実地試験の合格力を養成過去20年間の試験問題を綿密に分析し、試験傾向に沿った講義とオリジナル教材を用いて重要ポイントを押さえます。 |
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